猫も闘病
今日も、白猫さん90才は、動物病院へ行ってきた。
今のところ、4日に一度の点滴をしてもらい、毎日2種類の薬を飲んでいる。
だいぶ活発になってきたようだ。
治療中も、ギャアギャア騒ぐ元気も出てきた。
そうなると…
治療することが、この猫にとって、果たして良いのか悪いのか考えてしまう。
すごく嫌がることをして、猫にだって重荷になってるんだと…
高齢なのに、人間のエゴで生かしていって、
本当に幸せなんだろうか?
でも、
具合が悪くなって、うずくまって、あまり食べなくなってしまったキミを見てるのが…
本当に辛かったんだよ。
今、ちゅーるを目を細めてペロペロしてる顔が見れて、自分が救われている。
ガンを患って、ままにならないこの体と、
消えることのない不安とを抱えて、
一生を終えていく。
それでも、日々の暮らしの中で、
素晴らしい時間があり、生きていることに感謝することが何度も訪れるに違いない。
答えは、いつもわからない。
わからないままに進んでいく道…
ちっぽけなプライドと共に…
そうして、自ずと人生が形作られていく。